2022

2022年が始まって、早一ヶ月か!
光陰矢のごとし、、、
更新が遅くなってしまった事をお詫びします、、、

と言うぐらいに、この一ヶ月はあっという間でした。
みんなにとってはどんな一ヶ月だったのかな?
自分にとっては、新しい挑戦や出会い。
そして、それらがもたらしてくれた新しい価値観。

きっと人それぞれに、まったく体験した事のない
毎日を過ごしてる2022年の今。
例えばそんな変化と体験を、成長のチャンスと捉えてみたり。
決して良いことばかりが起きている現状ではないけど、
そんなふうに考えてみると少しモチベーション上がるよね。

日々起きてる希望を見つけて繋いで行く。
忙しい頭を一瞬でも休めて湯船に使ったり、瞑想したり。
それを連鎖させる。きっとその連鎖が終わった時、心は死んでしまう。
自分の場合だと、日々の生活に追われてどんどん大切なものをなくしてた。
進んで行く時代の中、場所や場面が高速で切り替わって行って。
そう言った場所や場面が自分の好む状況とどんどん乖離していく気がしてた。

でも本当はそうじゃないなと最近思い始めて。
まず、音楽家は音楽を生み出してこそという概念。
自分らしくあるが為に、こんな思いにずっと追いかけられてた。
そんな中で疲弊し、圧縮され、搾取され、ついには無になってしまう。
もちろんそれが全ての人に当てはまる訳じゃないけど。
ここ数年、周りを見ても様々な状況が展開されてきたし。
もちろんその中には喜怒哀楽が、十人十色あるしね。

ここ最近読んだ本から感銘を受けた一説。
バタフライエフェクトや共時性なんかの話にも通じるのかも知れないけど
人類が幸せになれないのは、自らの幸福を求めるから
というような事が書いててさ、かなり考えさせられるよね。
つまり、争い、競争して手に入れた何かを所有、または誇示する事で得る
幸せとか、誰かを幸せにする幸せ。それを限られた人間が求め得る事により
当然そう出来ない持たざる者が生まれて、結局その影響は社会や世界を通して
自分に還ってくる。と。

深いよね、、、全体にとっての(ここでは自然や動物なども含める)
幸せとはなんなのか。未だ答えは出ないし、感じて行動する事が大事なのかな。
そんな中ここ最近そう言った事を深く感じれる人も出てきてて、
実際に感じた事をもとに行動に移し始めてたり。
そして自分より影響力がある人や、身近な人にそういう人が増えてきてて。
それは一つ、すごく自分のモチベーションにもなってる。
別にそれ以外の考え方が悪いとかでは全然なくて、これから
そういう考え方をしている人が自分には必要だし
周りにもいっぱい増えて欲しい。只々そういう思いから。

現代は人生100年時代。まだ半分も行ってない。
昔のロック志向一辺倒の自分からじゃ考えられない今の世界観。
でも、今はもっともっと見てみたいって気になってる。
メタバースにメドベッド、NFT、AIの進化。
その前に問題は山積みだけど、きっとそこに活路はある。
自分は勿論ミュージシャンである事には変わりない。
でもミュージシャンが音楽だけをやる選択しかない時代は終わったと思う。
どこかで誰かが勇気付けられるような、より価値のある表現を遺す。
その為には今みたいな世界や状況もきっと必要だと少し肯定できる。
何が不平等だったとしても、ただ一つ時間だけは平等。少なくとも今は。

音楽は、音を楽しむと書く。

「今日のストーリー」
:ゴッホとその弟テオの話。この話がすごい好き。
ゴッホは今では言わずと知れたアーティストだけど
彼の絵や名が本格的に知られたのは彼の没後という。
彼の絵は、生涯に一枚しか売れなかったという。
それも買ったのは兄を不憫に思った弟テオ。勿論名前は伏せて。
その時、ゴッホは床に崩れ落ち泣いて喜んだという。
この話を知る前からゴッホの絵が好きだ。それはすごく情熱を感じたから。
決して裕福ではないし、一般的な意味での運命の女神に愛された訳でもない。
彼の生い立ちや生活から考えて何故あんなに情熱的な絵を描き続けられたのか。
それがどれだけ難しい事かは、自分には痛いほどよくわかる。
自分がゴッホを好きな理由は、どんな境遇に置かれても描き続けたから。


様々な事が加速し、情報も物も溢れた時代。
だからこそ、求める事、生き方は自分で決めていく。
そうやって生きていった結果にゴッホの様なストーリーが生まれて
周りの誰かや見知らぬ誰かの情熱に火を点せたらいいな。
今までがそうだったように、これからもきっとまた、
想像もしなかったような明日が待っている。

*文章も、一つの表現であり作品*